<   2006年 04月 ( 2 )   > この月の画像一覧

33年

33年あると、どんなことができるだろうか。
もし、なにか、一途に気持ちを定めて
毎日誠実に仕事をしていれば、
通常の仕事ならベテラン、スポーツ選手なら選手から指導者に、
落語や歌舞伎の世界でも、花形と言える人になっている頃だろう。

私はその33年を、この道ひとすじに、としてやりつづけたものはなく、
一番長いものでも、毎日自分の食べるご飯を作ってきたことぐらいで、
一般的な評価に値するいわゆる仕事という仕事は
どれをとっても中途半端で、私はこれができますと、
胸を張って言えるものはない。

ただ、自分の中だけで言えば、
たいしたものだなあ、と思うことはひとつあって
それは、17才のときにはじめて会った友達を、
ずっと大事に思っていることである。
しかも、これからもずっと大事に思えるという確信のようなものがある。

グルタミン酸の粉末やコーラの味の様に
ごくごく狭い範囲でのホメオスタシスを保ちながら
いつまでもいつまでもそこにある気持ちを
最近ではありがたく感じるようになった。
[PR]
by mironobonus | 2006-04-23 21:15 | ココロと気持ち

桜ういろう

お花見に行く前から
お花見に行ったような気分になっているのは
たぶん日本中が桜を待ちかねて
桜餅、桜羊羹、桜ショートケーキ、
桜まんじゅう、桜ごはん、お花見御膳、
夜桜弁当、桜コロッケ、桜ビール、と、
もうありとあらゆるものに
桜という言葉の花びらをふりまいているからだと思う。

「桜」が舞い散るデパ地下で。c0065761_1141523.jpg
桜ういろうを買ってきました
虎屋、といっても、
あの虎屋、ではなく、伊勢の虎屋。
6つに切り分ける大きさで三百円ほど。

大人しい味。控えめな味。倫理観。
桜の味。
こういうもののある日本はいいなあ。
[PR]
by mironobonus | 2006-04-01 11:01 | お茶とお菓子