「あ、これこれ」
路地奥の店の主人は、 少し離れた食材棚に引っかけてあるハデな袋を指しているが、 遠目に見ると全く変わらない。 よく見ると、わずかに豚肉仕様のようで、 「焼酒雛」が「四・・」となっている。 パッケージ裏にも、鳥の料理だけでなく、 豚の排骨を使った料理法が数行書いてあった。 中国語を知らなくても、中国語と日本語の文法が異なっていても 漢字の力は肉骨茶の料理法を教えてくれる。 鍋に水と肉と肉骨茶の素と紹興酒と 干し椎茸をそのまま入れ、 煮ること1時間。途中で油揚げを入れ、 塩と魚醤で味をつける。 部屋は、漢方の香りでいっぱいになった。 味をおそるおそる、みる。 茶色いスープの味は、 部屋に充満する強い香りとは 一線を画した上品さ。 うん! このお料理は身体の味方。 新しい味の世界がまたやってきた。 本来マレー系中国人の料理だそうだが 買ってきた肉骨茶の素は台湾製。 台湾のサイトに行ってみた。 Welcome to @food 網路美食坊
by mironobonus
| 2005-03-06 11:06
| 食材とお料理
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